皆さま、初めまして。某 MBA 在籍中のペンネーム、コーディーです!現在、東京都内で サラリーマンをしながら、一般社団法人コンセプトプランニング協会(CPA)のメンバー として日々勉強中です。よろしくお願いします!
今回は「人生に行き詰った感がある 40 代サラリーマンへ CPA のススメ」というテーマで お話しします。この記事が、少しでも皆さんの参考になれば幸いです。
大手メーカーで安定!の裏にある苦悩
まずは自己紹介から。コーディーは現在 50 代半ば、大手メーカーの開発部門で管理職を 務めています。もともとモノづくりが大好きで、若い頃は毎日ソフトウェアの設計やプロ グラミングに没頭していました。当時は新しい技術に触れ、製品を世に出すことに大きな 喜びを感じていました。
しかし、40 代半ばになると管理職に昇進し、それまでのように好 きなモノづくりに没頭することはできなくなりました。管理職としてヒト、モノ、カネ、 情報の管理をすべて行わなければならなくなったのです。これにより、今までとは異なる スキルセットが求められることに気づかされました。
大手メーカーということもあり、研修制度は整っていましたが、その内容は表面的なもの が多く、マネジメントの本質的な部分は自分で勉強する必要がありました。具体的には、 リーダーシップ、組織管理、戦略立案など、管理職に求められる多岐にわたるスキルを自 分自身で身につける必要がありました。
当時、ピーター・ドラッカーの本を読みながら 「概念はわかるけど…」「俺は何をすればいいの?」と悩み、時には問題が山積する製品 開発に忙殺されていました。特に、部下の育成やチーム全体のパフォーマンス向上といっ た課題に直面するたびに、自分の限界を感じることが多かったです。
技術オタクで世間知らず
40 代後半に差し掛かると、部長職への昇進を見据えたアセスメントを受けることになりま した。某大学の講師の指導のもと、ケースメソッドを活用して、現代においてどのような マネジメントが求められるのかを学び、最終的には自部門の中期計画を立案するという内容でした。
この経験を通じて痛感したのは、自分が「技術オタクで世間知らず」だという ことでした。技術的な専門知識に自信があった反面、広い視野やビジネス全体を俯瞰する力が欠けていたのです。
職場から追い出されるのではという危機感
また、同じ時期に会社の中高年研修があり、そこで早期退職制度の説明を受けた際、50 代の管理職層に早く辞めてほしいという企業の意向を暗に感じ取り ました(あくまでも私の所感ですが)。
要するに、自分はこのままでは価値がないと思わ れ、職場から追い出されるのではないかという危機感を抱いたのです。
自分と向き合ってようやく見つけた強みや価値
このような状況に直面したとき、私は自分自身の棚卸しを行うことに決めました。具体的 には、生まれてからこれまでに自分がしてきたこと、達成してきたこと、そして得たスキルや経験を書き出してみました。これにより、自分が何を目指すべきかを見つけるための 手がかりを得ようと考えたのです。
今振り返ると、この過程で CPA に相談し、付箋を使 った more メソッドを活用していれば、もっと効率的に自分の方向性を見つけられたのか もしれません。しかし、当時の私はそのようなことは知らず、数年にわたり悩み続けるこ とになりました。
自分の棚卸しで見つけたキーワードは、「モノづくりが好き(数百製品に関わってきまし た)」「働きながら勉強しても苦にならない(20 代のときに 4 年間、働きながら夜間大学に 通いました)」「仲間と課題解決をするのが好き(東日本大震災後、設計時間を捻出するた めに会議ファシリテーション講座の企画や、部門でグランドルール作りを推進しました)」 などでした。
これらを書き出すことで、今まで自分が何をしてきたのか、どの方向を目指 せば良いのかが少し見えてきました。しかし、自己分析は一筋縄ではいかず、自分の本当の強みや価値を見極めるのは容易なことではありませんでした。
ここで、more メソッドを使うことをお勧めします。このメソッドは、自分の経験やスキ ルを体系立てて整理し、明確な目標に向かって進むための道筋を示してくれます。私が何 年もかけて悩んでいたことが、もっと短期間で整理できたかもしれません。CPA のセミナ ーでは、このメソッドの使い方を具体的に学べるので、迷わず目標達成に向かうための近道になります。
コロナ禍の決断
私が自分の棚卸しを行っている間、家庭でも仕事でもさまざまな出来事が起こりました。 特にコロナ禍において働き方が大きく変わり、リモートワークが導入されるなど、部下と のコミュニケーションが難しくなり、ストレスが溜まる日々が続きました。
その中で、部 下との確執もあり、精神的に疲弊していきました。このときは何度も会社を辞めようと思いましたが、家族や仲間の支えがあり、何とか踏みとどまりました。この経験から、「辞めたいと思ったら、すぐに辞められる準備をしよう」と決意しました。
その後、再び自分の棚卸しを行い、「働きながら勉強することは苦にならない」「中小企業 で 5 年間勤務した経験」「モノづくりが好き」「社内研修講師の経験」などを中心に、一生涯できる仕事を探しました。特に、定年がない仕事を探していたため、士業に興味を持つ ようになりました。士業は専門知識を活かしつつ、自分のペースで働ける職業です。
その中で、中小企業診断士という資格に辿り着きました。中小企業診断士は、中小企業の経営 に関するアドバイスを提供する士業で、定年がなく、自分の経験を活かせる点に魅力を感じました。
この資格を目指すにあたっても、more メソッドを使えばもっと早く目標に到達できたのではないかと感じています。振り返ってみると、もっと早く自分の棚卸しを行い、明確な目標を設定していれば、悩み続ける時間を減らすことができたかもしれません。
今後に向けての挑戦
現在、私は中小企業診断士の資格取得に向けて登録養成課程で勉強を続けています。これ までの経験を活かしつつ、さらに新しい知識を身につけることで、今後も自分自身を成長 させ、他者に貢献できるようなキャリアを築いていきたいと考えています。
人生に行き詰 ったと感じることがあっても、新たな目標を見つけ、挑戦し続けることで、必ず道は開けると信じています。
■一般社団法人コンセプトプランニング協会(CPA)講座受講のススメ
最後に、もし今、皆さんが人生に行き詰まっていると感じているなら、ぜひ CPA のセミ ナーや more メソッドを活用してみてください。自分の強みや目標を再確認し、新たな一 歩を踏み出すきっかけになるかもしれません。私もまだ道半ばですが、一緒に前進してい きましょう。
CPA のテーマは「事業計画」です。これは、経営者や個人事業主にとって、自らの将来を 託せる計画を立てるという意味で、最も重要なミッションです。では、個人のサラリーマ ンにとって、事業計画は不要なのでしょうか?決してそうではありません。事業計画は経 営者だけでなく、サラリーマンにとっても必要なものなのです。企業(個人)の創業時 (生まれてから)の歴史(人生)をどこまで棚卸しでき、これからのビジョンを設定でき るかという意味では、同じプロセスが必要です。
CPA では、事業計画について気軽に学べる入門セミナーから、2 日間でしっかりと事業計 画を作成できるコンセプトベーシック講座など、経営者(個人事業主)や起業を考えてい る方、サラリーマンの皆さまの将来をつくるお手伝いをしています。少しでも興味をお持 ちの方は、ぜひ講座情報をご覧ください。
■事業計画書作成のバイブル ~ふせん1枚から始める『事業計画』~
ここで、1冊の本を紹介させていただきます。
CPA 理事であり、more メソッド🄬を確立された日野 眞明先生の著書です。 この本は、事業計画作成のバイブルといえる内容であり、CPA の講座とともに、事前学習 の意味でもこの本を読まれることをおすすめします! 私自身、この本を読み、日野先生の講座を受講しながら自らの棚卸しを行っています! この本を読んでから日野先生にお会いすると、より感動すること間違いなし!
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